エクシー
2003年、米国から日本にやってきた子です。MONEとして紹介していました。
特徴的だった大きな目が、子ども達にも伝わり、とても優しい表情をしています。体も大きく40kgを優に超えており、大型犬らしい存在感もあり、リーダー的な立場であったため、特別な存在の子です。
人にとても優しく、のんびりとした性格で、とにかく何でも覚えてしまう賢さを持っています。落ち着きがあり、すべての犬がこのような性格だったら・・と思ってしまうほど、何も言わずとも、すべて自分で行動していた賢さと理解力がズバ抜けた子です。とにかく一言話しかけると、すぐに理解して行動する子で、私の事すべてを最初から知っているような、特別な子でした。明るく穏やかで落ち着きのある子でした。とにかく言われたことはすべて理解しているために、何人もの方から、着ぐるみを着ているんじゃないか。背中にチャックがあるんじゃないかと言われていたくらい、理解力が非常に高い子で、多くの犬と接してきましたが、何かが違うものを持っており、それが特別な想いとなって、私のソウルメイトといっても良いくらい、特別な存在の子でした。
そんなエクシーも引退し、常に私の側にいて共に行動していたり、どこに行くのもエクシーはずっと一緒だったのですが、11歳になり、悪性の乳腺癌が見つかり、手術したのですが、6ヶ月後に再発が確認され、肝臓や肺にも転移していたましたが、抗癌剤治療をやり、抗癌剤の効果が現れたのは肺のみで、他は一切効果が認められずに、二ヶ月と14日後に逝ってしまいました。
エクシーを失ったこの喪失感は、未だに癒えることなく、いつも思いだして涙がでてしまうくらい、私に影響を与えた子で、・・・・もうダメですね・・・・未だにずっと引きずっている子です。舌に黒いアザがある子は、そんな特別な関係を築ける子だと聞いたことがありますが、まさしくエクシーがそうであり、未だに特別な存在として、忘れることが決してありません。エクシーを失った絶望感は凄まじく、数年間の記憶が無いほどで、未だに思い出せないほどです。エクシーロスは、未だに消えていません・・・。思い出すと涙が出て仕方ないほど愛していた子です。