ホワイトシェパードという犬種
ホワイトシェパードという犬種は、元をたどればジャーマンシェパードです。ジャーマンシェパードから派生した犬種なのです。白い毛を持つジャーマンシェパードを交配し、そして出来上がった新犬種です。
ですからジャーマンシェパードとホワイトシェパードは一緒?
だと思われますか?
ジャーマンシェパードは特殊な能力を高めていく交配をおこない、匂いをかぎ当てたり、犯人に向かって勇敢に立ち向かっていく気性。・・・などと、一般的な使役犬として役立つよう交配をされてきたのが、訓練犬タイプのジャーマンシェパード。
まあ、ショータイプのジャーマンシェパードは、賢さよりもスタイルに力を入れて交配をされてきています。
あの独特の腰の低い、地を這うような、そして地面を蹴り上げるような歩るきかたをします。
では、ホワイトシェパードはどうなのか。
ホワイトシェパードは、単に色の固定を目的として交配をおこなっているため、気性の荒さなどを目的として交配されておらず、したがって友好的・穏和な性格をしています。ただし、それにはある方法が必要なのですが・・・※下記参照。
他には、ホワイトシェパードとジャーマンシェパードの違いを挙げると、
スタイルがバラバラであり、ジャーマンシェパードとはかけ離れているのが、ホワイトシェパードの現状なのです。
そのスタイルの違いは実に様々です。
1.腰が高い
2.足が長い
3.胴が長い
つまり、体のバランスが整っていない
4.色素が薄くなる・・・など。
まあ、成長の違いによることもありますし、飼育環境の違いによって、兄弟姉妹でも変化が見られます。
主に一日中室内で飼われている子というのは、体高も高くなり、体全体に細さを感じてしまいます。
これは仕方ないこと。どうしても日光に当たる時間が少なくなることも影響しているようです。
しかし、明らかにバランスの悪さは目に付きます。これがホワイトシェパードなのです。
そんなホワイトシェパードのスタイルの悪さにいち早く改良に取り組みだした当犬舎では、左画像の種雄(父犬)REGALWISE SUPPER SONICK(サパーソニック)をメインに改良に取り組み、そしてこのバランスの良いソニックの系統に適したスタイルを持つ台雌(母犬)を探しだし、ようやくバランスの整ったホワイトシェパードを輩出するようになりました。
ホワイトシェパードの改良、一歩前進といったところでした。
そしてこのソニックの血を引く台雌たちから、だんだんとより良いスタイルを持つホワイトシェパードの子犬たちが生まれ、更にソニックの血を引く種雄から、よりスタイルの良いソニックの3代目が生まれてきました。
ホワイトシェパードの改良は、いい加減な組み合わせでは偶然に頼るしかない。
しっかりとした目的を持つ交配をおこない、そして更に先の世代を見越した血統を保有し、更により良いスタイルを持つホワイトシェパードを輩出するために、当犬舎はホワイトシェパードの改良に取り組んでいます。
ホワイトシェパードとはジャーマンシェパードである。これを目標に繁殖をおこなってきました。
但し、ホワイトシェパードはジャーマンシェパードではない。
これも目標に改良をおこなっております。使役犬としての性能を求められていないホワイトシェパードは、一般家庭で平和に飼育されることを望んでおり、穏和な性格の大型犬になるような改良もおこなっております。
そしてようやくポツリポツリと、「シェパードみたいだけど、何て言う犬種ですか?」そう尋ねてこられる方が増えだしたのです。
「見た目はシェパードだけど白いシェパードがいるって知らなかった」まだまだそう言われるマイナーな犬種でもあります。
以前は、「この紀州犬は血統書あるんですか?」などと何度も言われておりました。しかし、今はシェパードみたいだけど・・・そう言われるレベルになってきました。
そしてホワイトシェパードの本当の原産国アメリカから、チャンピオンを数多く輩出しているチャンピオン犬REGALWISE GRANDY(グランディ)を輸入しました。
当犬舎が拘るスタイルを生かす可能性のある期待の種雄として迎え入れました。
現在チャンピオン犬グランディの血を受け継ぐ子犬たちが一斉に生まれています。
ソニックのラインを受け継ぐ台雌から確実に良い子犬が生まれ出しました。
色なんてどうでもいい。確実に劣っているスタイルを改良する。
色なんてどうでも良いのです。色はあとから勝手についてくるものなのです。
紀州犬と間違えられる、コリーと間違えられるホワイトシェパードよりも、シェパードだ!と言われるほうが、遙かに嬉しいのです。
といいますのも、ホワイトシェパードは、ジャーマンシェパードとして誰にも認められていなかったからなのです。それだけスタイルの悪さがジャーマンシェパードの繁殖家からいわせると、圧倒的にダメだったからなのです。
しかも、ジャーマンシェパードの世界からは認められていない毛色であったため、更に「ホワイトシェパードはシェパードではない!」
そうだめ押しされ続けてきました。
しかし、当犬舎のホワイトシェパードはようやく実を結んできて、知り合いの警察犬訓練士の方に、「以前よりもぜんぜん良くなった」と言われるようになりました。
そしてようやく当犬舎自慢の血統SUPPER SONICKの3代目にあたる若犬が、当犬舎が考えるホワイトシェパードに成長しつつあります。
ホワイトシェパードとは、実は蔑まれてきた犬種だったのです。
際だって目立つ純白度。更に黒い色素。そしてシェパードというよりオオカミのような容姿を持つのが、NICE LADYという台雌です。
わずか1世代のみでしたが、日本国内に流通していない血統であり、何より純白であったホワイトシェパードを基礎血統に迎え入れ、このナイスレディの血を受け継ぐ台雌からは、非常に野性味溢れたホワイトシェパードを輩出し、それが当犬舎の人気を高めてくれた血統であります。
この母犬を所有しておりましたので、ホワイトシェパードは色よりもスタイルだとはっきり断言してきたのです。この特殊な遺伝、「純白で色素が濃い」は、代々受け継がれています。当犬舎の子犬たちがどうしてあそこまで野性味をもった美しい顔立ちをしているのかというと、実はこのナイスレディを偶然にも迎え入れられたからなのです。この母犬の血を受け継ぐ台雌とチャンピオン犬グランディの相性は非常に良く、良い子犬を輩出しています。
性格も落ち着きを持つ子犬へと変化しています。
ですからホワイトシェパードの白さはこのナイスレディのラインを数多く所有しているので、いつでも白いホワイトシェパードを作り出せるのです。
幼犬を育てる環境を考える。これこそがホワイトシェパードにしろ、犬にとっては非常に重要なのです。
これは他犬舎では決して真似の出来ない管理方法です。ホワイトシェパードを群れとしてまとめています。生後1ヶ月程度の幼犬から、6歳を超した成犬まで一人残らず群れで管理しています。当犬舎の方針である、群れを形成し、その中で子犬は育ち、そして犬の社会性を身につけさせる。このお陰で当然このようにのんびりとした群れになります。
性格は穏やかというのは、神経質ではないからで、それが心の余裕に繋がります。
子犬時期にしっかりと社会性を身につけたホワイトシェパードというのは、当然のように心に余裕があります。ですから何でも知識を吸収し、そして自信いっぱいに明るい性格へ成長するのです。
この社会性を身につけること。これは非常に重要なことなのです。いわゆる刷り込みという言葉で言い表すのですが、その重要さは、ホワイトシェパード専門犬舎Alwayshere情報サイトでご覧下さい。





